■ にきび跡について
ニキビの悩みのうち、ニキビが治った後の、ニキビ跡に
悩む人も結構多いようです。ニキビの炎症によって破壊
された皮膚細胞の残骸がニキビ跡です。ニキビは、毛穴
につまった皮脂を分解し、炎症性の刺激物を生むのですが、
この刺激物が皮膚細胞を破壊することで、ニキビ跡ができ
るわけです。ニキビがあまりひどくない場合、こうした
炎症は表皮の毛穴周辺でのみ生じるため、ニキビ跡はほと
んどできません。一般的に、角層分が厚い、肌が硬い人ほど、
ニキビが悪化しやすく、これが、ニキビ跡を産みやすくなる
ようです。
ニキビ跡は、大きくわけて3つのタイプがあります。
★赤みが残るニキビ跡
★色素沈着が残るニキビ跡
★凸凹、いわゆるあばたが残るニキビ跡・・・
それぞれのタイプごとに、治り易さ、対策が異なってきます。
赤みが残るニキビ跡は、ニキビの炎症がお肌の内部に残って
いるもので、時間とともに沈静化し、赤みも時間とともに消え
ます。ただ、体質や肌質によって、早い場合は数週間で消えて
しまいますが、遅い場合は数年間かかることもあり、多少は
個人差があります。
赤みは炎症なので、、ビタミンC誘導体やフラーレンなど、
抗酸化成分を配合するスキンケア化粧品が、炎症を治すのに
効果的とされています。色素沈着が残るニキビ跡は、メラニン
色素が表皮に沈着し、茶色いシミとなって現れるものです。
メラニン色素は、ターンオーバー現象で、徐々に体外に排出
されるので、数年ほどで色素沈着のニキビ跡は解消されるもの
です。いつまで経っても消えない場合、色素が表皮に沈み込ん
でいることもあるので、この場合は化粧品などで対処します。
凸凹が残るニキビ跡は、みにくいあばたとなってしまい、
ニキビ跡でも一番悩みが深刻なものでしょう。ニキビが重度に
なると、炎症による皮膚細胞の破壊が真皮にまで及んでしまい
ます。そして、肌を作る成分である、コラーゲンやエラスチン
が破壊されてしまい、肌が変形してニキビ跡にあばたが現れて
しまいます。あばたは、化粧品や薬で自分で治すのは難しいも
のなので、皮膚科の専門医に相談した方が良いでしょう。